棄権時にタオルを投げる意味

どうもこんにちは。阿加井秀樹です。

今回は、棄権時にセコンドが投げる「タオル」の意味について解説していきます。

試合では、セコンドが試合続行不可と判断した場合、リングにタオルを投げ込むシーンを見かけることがあるでしょう。

これはボクシングのルールである「リングに物を投げ入れてはいけない」ということを逆手に取った、反則負けとして試合終了を宣言する意味合いがあります。

昔のボクシングは、ラウンド制ではなく、どちらが戦えなくなるまで試合が行われていたので、苦肉の策として投げ入れたタオルがきっかけとも言われているようです。

現在のJBC(日本ボクシングコミッション)では、タオル投入が棄権の宣言に該当するとルールに明記されています。

一度タオルを入れてしまうと、やり直しがきかなくなるので、セコンドは試合続行不可かどうか、しっかり見極める必要があるのです。

セコンドによるタオル投入の棄権は、選手生命を考慮する上で重要な役割があります。

ではまた。 阿加井秀樹

阿加井秀樹ボクシングBlog

はじめまして、阿加井秀樹です。 このブログはもともと好きなボクシングについての情報を 好き勝手に語っていくブログです。 海外の選手から歴史まで幅広く…格闘技も好きなのでK-1との違いなども わかりやすく説明していけたらと思います。