ベアナックル・ボクシングは危険なのか、安全なのか

どうもこんにちは。阿加井秀樹です。

ボクシングと比較されることが多いベアナックル・ボクシングはどちらが危険なのかという議論がなされることが多いです。

当然素手で相手を殴打すれば流血することも多いので、見ただけではベアナックル・ボクシングのほうが危険だと思う人が多いです。その考え方はボクシングに詳しくない人が抱く考え方として当然のことです。

しかしベアナックル・ボクシングは今普及しているボクシングよりも安全という意見も多くあります。

実は現在のボクシングでは当たり前のように装着が義務付けられているグローブを装着するようになってから、顔面の殴り合いも当たり前のように行われるようになりました。顔面を殴打すると派手なノックアウトの試合も増えていきます。

観客は頭部や顔面を殴打するようになり、自然とノックアウトをする試合も増えてきたので見ごたえがありとても興奮します。しかし素手で殴打するよりもボクシンググローブをつけて殴打したほうが、顔や頭部へのダメージが大きいのです。そして毎年のように脳へのダメージが影響して死亡事故も起きています。

スポーツも安全第一の今の時代に流血が当たり前のベアナックル・ボクシングに対して批判があるかもしれません。しかし安全面から双方のスポーツを考察してみると、ベアナックル・ボクシングのほうが安全だと唱える専門家も多いです。

ではまた。

阿加井秀樹