ボクサーはなぜ縄跳びをするのか?
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
「ロッキー」をはじめ、ボクシングを扱った映画では必ずといってよいほどトレーニングをする映像があるため、
ボクサーがどのようなトレーニングをするのか知っているという人は多いでしょう。
ボクシングのトレーニングというと、
マラソンをしたり、サンドバッグを叩いたり、ミット打ちをしたり、
シャドーボクシングなどがありますが、縄跳びも必ず行うトレーニングのひとつです。
マラソンは肺活量を鍛え、持久力をつけるトレーニングだろうと想像できますし、
サンドバッグやミット打ち、シャドーボクシングはボクサーとしての動作、
パンチの方法も学ぶためだと想像できるでしょう。
しかし縄跳びにどんな効果があるのか、
詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。
ボクシングはリズム感が必要なスポーツといわれています。
リズムによって軽快なフットワークを刻み、パンチを出すタイミング、パンチを避けるタイミングを感じ取るのです。
そして縄跳びは、そのリズム感を養うのに有効なトレーニング方法なのです。
縄跳びは自由にリズムを変えることができることから、
リズム感のトレーニングに最適であり、そのためボクサーは皆、縄跳びが上手いといわれています。
ボクサーはパンチを繰り出す上で、手首の柔軟さも重要です。
縄跳びは縄を回すことによってその手首を鍛えることができます。
また縄跳びは持久力を鍛えることもでき、何より狭い空間でもトレーニングできます。
これらの利点から、ボクサーはトレーニングに縄跳びを採り入れているのです。
ではまた。 阿加井秀樹
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