ジャブの名手
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
ボクシングの試合開始のゴングが鳴ると、選手はまず互いに「ジャブ」を打ち合いますよね。
これは、ジャブによって自分と相手のコンディションや距離感をはかるためなのです。ジャブはボクサーにとって最も大事な基本技であります。
今回はそんなジャブの名手をご紹介していきます。
日本のボクシング史を切り開いたファイティング原田選手。
日本人選手として初めて2階級制覇を成し遂げた偉大なボクサーです。
原田選手のジャブは、その時代を反映してか、とにかく手数にこだわったパンチ。
相手との距離感計測や相手の出鼻をくじいて動きを封じるといったジャブの基本的な役割にとどまらず、相手の頭部やボディにもどんどんジャブを打ち込んでダメージを蓄積させるなど、とにかくジャブをとことん使いまくるスタイルです。
そのジャブ使いの上手さから、あのマイク・タイソンのトレーナーが
「ジャブを勉強するなら原田の試合を見ろ」
と、タイソンに原田選手の試合映像を何度も見せたという逸話が残っているほどなのです。
ではまた。
阿加井秀樹
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