阿加井秀樹が解説するWBAとは
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回はWBAという団体について深堀していきます。
WBAはWorld Boxing Association:世界ボクシング協会でプロボクシングの世界王座認定団体の一つでもあります。
本部はベネズエラのマラカイに所在していましたが、
2007年にパナマのパナマシティに移転しました。
1921年にアメリカで設立されました。
ちなみに、WBAは世界最古のボクシング機構でもあります。
そのため現在乱立している団体のもとをたどるとWBAに行きつきます。
世界ボクシング評議会:WBCや前回深堀したIBFほかにも世界ボクシング機構:WBOなどです。
設立当初は全米ボクシング協会:NBAとして称しており、アメリカ17つの州の加盟で始まりました。
今呼称されているWBAに変更になったのは1962年のことです。
第43回の総会にて改称したそうです。
ここまで話をしてきましたが冒頭で所在がパナマ:中南米にあるのにも関わらず発祥はアメリカということで矛盾が生じてきています。
これからその経緯について簡単に説明していきます。
1974年にパナマで開催されたWBA総会でパナマ出身の会長が選出されました。
これまでアメリカ、カナダ人以外の人が会長になることはありませんでしたが、
それ以降アメリカからの会長選出は無く主導権はアメリカから中南米に移っていきました。
アメリカとしても主導権を戻すことを狙ってIBFの初代会長にもなったロバート・リーが立候補しますが敗戦し分裂が決定的になりました。
それではまた。阿加井秀樹
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