反則行為が試合に与える影響
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
厳しい体重制限において、鍛え抜かれた選手同士が拳を合わせるボクシング。
殴り合うことによって事故も起こる可能性があるため、ルールは非常に厳格なものがあります。
特に、試合中の反則行為には厳しい目が光っており、審判のみならず、ファンの間でも反則行為を繰り返す選手には非難の声が挙がります。
では、代表的な反則行為にはどのようなものがあるのでしょうか。
第一に挙げられるのがローブローです。
ローブローとはベルトラインから下に打撃を与えるもので、場合によっては急所攻撃に当たります。
しかし、ボディーブローが下に行きすぎて入ってしまうこともあるので、選手にも注意が必要になります。
また、レフェリーが止めているにも関わらず、クリンチやホールドを繰り返すことも反則に当たります。
これは反則行為というだけでなく試合をつまらなくしてしまうので、ファンからも顰蹙を買いがちです。
このような反則行為はせっかく楽しみにしていた好カードも台無しにしてしまう可能性があります。
2011年8月に行われたジョセフ・アグベコとアブネル・マレスとのタイトルマッチでは、マレスのローブローが再三見過ごされた挙句、そのローブローでうずくまったところをダウンと判定するという前代未聞のレフェリングが行われました。
このようなことが無いように、選手とレフェリーにはルールを徹底する必要があるのです。
ではまた。
阿加井秀樹
0コメント