10ポイント・マスト・システムの採点基準
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
ボクシングは10ポイント・マスト・システムという方法で採点が行われますが、採点では4段階の採点基準があります。
1つ目の基準は、相手にダメージを与えるクリーンヒットがあるかどうかです。クリーンヒットの数が多ければ多いほど評価され、ポイントを奪取することができます。
2つの目の基準は積極的に攻撃を行っているか、パンチを積極的に出しているかが判定されます。パンチを出さずにガードだけをしているとポイントを奪うことはできないのです。
しかし、有効なクリーンヒットを無効にする技術的なディフェンスについては評価基準になります。足を使って逃げ回っているだけでは評価されませんが、クリーンヒットを躱す技術的なディフェンスの場合はポイントを奪取することができます。
パンチをよく繰り出す積極的な姿勢に、有効なクリーンヒット、そして技術が高いディフェンスといった基準の上に、リングジェネラルシップ、つまり試合の主導権を握っているかどうかも評価基準となります。
どちらのペースで試合が行われ、どちらが主導権を握っているかでポイントの優劣がつけられます。そしてこれら4つの採点基準を前提に、ポイントを大きく奪取することができるのがノックダウンです。ノックダウンでは1回目は10対8、二回目は10対7といったポイントになります。
ではまた。
阿加井秀樹
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