プロアマ協議会について
みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
今月20日に歴史的な出来事がありましたので、みなさんにご共有したいと思います。
それはなにかといいますと、アマチュアを統括する日本ボクシング連盟と日本プロボクシング協会の幹部が一堂に会するプロアマ協議会が20日、東京・水道橋の後楽園飯店で開かれ、連盟の内田貞信会長、協会の渡辺均会長らがボクシングの今後について話し合ったのです。
そこで話あった内容というのは大きく分けると以下の4つ。
①アンダージュニア大会およびジュニアチャンピオンズリーグ大会(昨年までU-15)の今後のあり方
②オリンピックへの対応
③アマチュア規則・プロルールの相互確認、その周知
④プロアマ協力体制の構築
①に関しては、連盟が山根明・前会長時代に、プロ主導の小中学生向け大会U-15に出場した選手は、アマ主催のアンダージュニア(UJ)大会に出場できないと通知。
U-15に出場した選手が高校生になって国体やインターハイに出場できない事態も心配され、ジュニア世代の試合機会を奪うと問題視されていました。協議会では「参加資格のすそ野を広げる」とし、旧ルールをすべて撤廃、ジュニア選手が両大会に出場できるように決めた。
今後は両団体が協力してひとつの大会に統合するのか、2つの大会を並べて発展させていくのか、などについて話し合っていくそうです。
②はボクシング競技のオリンピック存続に向けてプロとアマが協力して署名活動をしていくことなどで合意した。
③については、古くからプロ側によるアマ選手の“引き抜き”がアマ側の不信感を招いていることから、アマ選手のプロ転向や、逆に元プロ選手のアマチュア復帰についてルールを定める話し合いを進める。
④はジュニア大会の日程を協議して大会がぶつからないようにすること、昨年は別々に開催された年間表彰式を合同で開催すること、プロアマ幹部による協議会を数カ月に1度のペースで開催すること、などについて話し合う。との大まかな内容がそこで決定されました。
ではまた。
阿加井秀樹
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