プロボクサーの反則行為とは
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
ボクシングには反則行為が定められていますが、基本的にアマチュアボクシングとプロボクシングは同様です。
しかし、アマチュアボクシングは反則行為に厳しく、プロボクシングは逆に甘い傾向にあります。その理由は、プロボクシングのエンターテイメント性が関係しています。アマチュアボクシングは競技性が大切にされていますが、プロボクシングの場合はそこに加えて興行という部分も含まれているのです。
そのため、ある程度のエンターテイメント性につながる反則行為であれば、レフェリーも見逃しています。ボクシングには「不適切な攻撃姿勢を見せること」という反則行為がありますが、プロボクシングではそれが見逃されることが多いのです。これはパフォーマンスの一種ですので、試合を盛り上げる効果があります。そのため、エンターテイメント性が求められるプロボクシングでは許されることが多いのです。
アマチュアボクシングからプロボクシングに転向した方は、そういった反則行為の違いについて理解しておきましょう。
また、グローブの内側での攻撃は反則行為となっており、アマチュアボクシングではインサイドブローと呼ばれていますが、プロボクシングではチョップブローと呼ばれています。こういった名称の違いにも注意しましょう。
ではまた。
阿加井秀樹
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